間下 直晃 氏 代表取締役会長  & グループCEO 株式会社ブイキューブ

GINZA TAILOR Ambassador ~世界を動かす男達のビスポーク~

間下 直晃 氏
代表取締役会長 & グループCEO
株式会社ブイキューブ

“Evenな社会の実現”をミッションに掲げ、テクノロジーの可能性を追求し、WEBソリューション事業をグローバルに先駆けて拡大。激動の時代の中、レジリエンスに富んだブイキューブ創業者兼グループCEOの間下直晃氏が、新ビジネススーツ『Chill Suits』を纏う。銀座テーラーの仮縫い

スーツはなくならない

私の会社は、ベンチャーの中では珍しくスーツを着る人が多いです。特に営業はそう。

スーツって、オン・オフの切り替えがはっきりしていて、特にテレワークが普及した今は、切り替えが難しい時もありますが、スーツはそれを正してくれる。

何より、当社は自分も含めて、お客様やパートナーの方々より相対的に若いことが多く、対外的イメージでスーツを着ていて損する事はまず無いですからね。

銀座テーラーのスーツ生地銀座テーラー銀座テーラー今回のスーツは、オンラインミーティングがメインの自分にとって、リラックスできるスタイルになっているので、テレワークにとても使いやすいですね。ノータイでも襟元がきまるシャツと組み合わせる事で、1着のスーツでオン・オフ両用に着用できるから便利。

今度の米国滞在中に、レストランに出かける時にも着てみようかな。

銀座テーラーのチルスーツを着る間下直晃 氏

ウィズコロナ時代

コロナ前はシンガポールをベースに1週間単位で日本、シンガポール、アメリカを移動していましたが、今は月単位で行き来できるようになったので、楽になりました。それは世の中全体が、オンラインミーティングを文化的に受け入れるようになったからだと思います。

2004年にこの事業を始めていましたが、ずっと壁だったのが、世の中が中々変わらなかったことです。社内でのミーティングは以前からもオンラインを導入していましたが、社外となると実現するのが難しかった。

コロナの長期化によって、変わりづらかった日本の国民性も頑張って変化できた事は、良かった点だったと思います。

銀座テーラーのスーツを着る間下直晃 氏

学生時代の起業とWEB会議システム『V―CUBE』の開発

慶応義塾大学在学中に個人事業を始めました。始めはアルバイト感覚で簡単なホームページを制作していましたが、その時は起業家という認識はあまりなく、周囲と同じように自分はいずれ大企業に就職すると思っていました。ところが徐々に様々なネットサービスを開発していくと、予想以上に売上が伸び、1998年に会社を立ち上げる事になりました。

その後、日本の携帯カレンダーアプリを開発し、当時まだアメリカには無いコンテンツでしたので、2003年に事業展開するため、ロサンゼルスに子会社を設立しました。日本とアメリカを行き来していましたが、移動の為の時間と費用はかかりますし、当時会社はまだ小さくて、自分がいないと会社が動かないという事態が起こっていましたので、テレビ会議システムを導入しようとしました。しかしながら、外注すると1000万円近くの膨大な費用がかかり、当時はそんな余裕は無かったので自社でインターネット回線を使用したWEB会議システムを開発しました。始めは自分たちが必要に迫られて生まれたものでしたが、やがて自分たちのように、離れた場所同士でのコミュニケーションに障害のある他の会社でも使っていただきたいと思い『V-CUBE(nice to meet you)』として販売をスタートしました。

今でも、主力となるサービスは変化してきていますが、その多くが自分達が困って作ったものが多く、使いづらさはないか、どうすればもっと改善できるかを、日々社員と使用しながら向上させています。自分たちがヘビーユーザーとして納得できるものを皆様に使っていただきたい、その思いが根底にあります。

銀座テーラーのスーツを着る間下直晃 氏

Evenな社会の実現に向けて

どのような状況下においても、全ての人に機会の平等を作り、テクノロジーで実現する事をミッションとしています。

世界中どこにいても、育児や介護があっても、仕事ができる環境が整っている、また教育や医療にもアクセスすることができる、という平等です。

コロナによって世界中の認識が変わり、社会の変化が急速に進み始めています。この動きを止めずに引き続き推し進め、社会が変わる事へのサポートやインフラなどの仕組み作りを拡大していきます。

例えば、WEB会議用個室ブース『テレキューブ』は、コロナ渦でテレワークが定着し、コロナ禍が納まりオフィスや街に人が戻ってきたことによりとても需要が広がりました。出社が増えたり外出が増えたけど、会社やカフェなどの出先などではテレワークをする場所がないという方々が多いわけです。今後は、働くだけの空間ではなく、遠隔医療や行政や銀行の窓口にもなり得るのではないかと思います。

弊社には「情報通信技術を高度に活用し、より豊かな人間社会を作る」という理念があります。コロナをチャンスと捉えて、これまで変化が苦手としてきた特に日本社会に、大きなインパクトを与えていけたらと思っています。

銀座テーラーのスーツを着る間下直晃 氏銀座テーラーのスーツを着る間下直晃 氏

■プロフィール■

間下 直晃(ました なおあき)株式会社ブイキューブ 代表取締役会長 グループCEO

1977年生まれ、慶應義塾大学大学院修了。慶應義塾大学在学中の1998年に、Webソリューション事業を行なう有限会社ブイキューブインターネット(現:株式会社ブイキューブ)を設立。その後、Web会議やオンラインセミナーを中心とした映像コミュニケーションへ事業転換。2013年に東京証券取引所へ新規上場し、現在、東京証券取引所プライム市場。
同年、ドローンなどのロボティクスを活用したソリューション展開を行う株式会社センシンロボティクスを設立、Wizlearn Technologies Pte. Ltd.買収、また2021年 Xyvid Inc. 買収など、新規事業や海外展開にも積極的に取り組んでいる。経済同友会副代表幹事、規制・競争政策委員会委員長。
Evenな社会の実現をミッションに掲げ、大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育/医療格差など、ビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指す。