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『SDGs』 私たちに出来ること~ファブリック①~

前回の『リペア&リフォーム~』編に続いて、SDGsへの取り組みについてご紹介させて頂きます。今回はサスティナブルを意識して織り上げられた「生地」について。

イタリアの名門、ドラッパーズ社よりサスティナブルを意識した新時代コレクションが登場しました。

【DRAPERS:ドラッパーズ】

ドラッパーズ社は1956年にイタリアで設立。

マーチャント(卸商社)であり、イタリアをはじめヨーロッパ各国のメーカーに生地を織らせています。

『DRAPER=服地商』、イタリア語の『DRAPPERIE=服地』、『PER SARTI=仕立屋のための』などを掛け合わせた社名は、仕立屋のための服地商という意味が込められています。

その名の通り現場の声に耳を傾け、現代に求められている色柄や生地感を汲み取り、クオリティの高い生地を生み続けています。

製造工程における化学物質および化学染料の削減をもとにして発表された、こちらの『H.O.P.E』

期待、希望といった意味だけではなく、「世界はより良くできる」というメッセージが込められています。

【無染色繊維と自然染色】

H.O.P.E最大の魅力は、染色にあります。

長年にわたる研究と調査によって、フリースのダークカラーが特徴のスペイン産モレッタ・ウールのように、希少で自然の色彩を生かした無染色繊維の採用。

さらには草花や葉、根や木の実、さらには樹皮などの天然色素による染の技術を応用し、様々な色素を抽出していきます。

▲モレッタウール・衣料用としてあまり使われない麻(大麻)・オーガニックコットンの三者混がエレガントな装いを演出する、夏のジャケットコレクション。

麻は成長が早く、あまり水も要しないことから虫が付きにくく駆除剤による環境汚染もありません。

まさにサスティナブルに生まれついた素材と言えるでしょう。

▲心地良いさらりとした手触り、防シワ性や通気性から、夏のワードローブには必須のジャケットコレクションです。

豊富な色調を生み出すため、植物性色素の徹底した自然染色を行い、ホップサック織を利用して立体感のある生地に仕上げています。

▲モレッタウール・アルパカ・シルクをブレンドした上品な冬のジャケットコレクション。

使用しているシルクは、成虫が蛹を離れた後の繭のみを収獲したクルエルティフリーのシルクです。

こちらのシルクは特殊なイチジク属の植物から養分を得ているために、独特の赤身がかったオレンジ色。

オレンジのシルクとウール・アルパカのナチュラルな色調が巧みにミックスされています。

▲冬のジャケットコレクション

産地の異なる無染色ウール繊維どうしを組み合わせ、コントラストに遊びを生んだデザインとなっています。

明るいトーンのウールとモレッタウールのブラウンと組み合わせます。

モレッタウールはその暗い色調に強い特徴がある繊維で、自然で柔らかい印象を生んでくれます。

▲暖かく包み込むようなアルパカ繊維を使用した、クオリティの高いコート用ファブリックです。

アルパカは黄褐色からグレー、そしてダークブラウンまで毛の色には幅があります。

ナチュラルで柔らかい雰囲気の色調をミックスし、洗練されたデザインとして命が吹き込まれていきます。

長い毛足がとても優雅で、存在感のあるコートに。

▲サキソニーテイストのファブリックとして森の植物を思わせるオータムカラーで表現。

動きのあるバックにクラシックなメンズ用デザインとなっています。

深みと味のある冬用スーツとしておすすめいたします。

 

世界中で関心が高まっているサスティナブルファッション。

ご興味のある方はぜひご来店をお待ちしております。

 

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GINZA TAILOR(銀座テーラー)

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