日本を代表するアコースティックギタリスト、押尾コータロー様に来店頂きました。

押尾様はソロでの演奏を中心に活躍されていますが、ライブの際には堅苦しくならないよう演奏の合間に、遊び心に富んだMCなどを盛り込まれています。サービス精神満載の演奏やライブは、多くのファンから支持を集めており、世界を股にかけ演奏活動を続けられています。この日は小雨の降る中、拠点とする大阪から新幹線で駆けつけてくださいました。

店舗ではまずオーダーの概要をご説明し、お仕立てする生地から裏地、使用する小物などの選定をしていただきます。今回お選び頂いたお洋服は『タキシード』。生地はお肌の色なども考慮しつつ、ステージでも映えるように、艶のある明るめの紺色をお選びいただきました。裏地部分の内ポケットには、銀座テーラーオリジナルの「西陣織」をあしらって頂けることになりました。押尾様は演奏時にピックを使わず「爪」で演奏されます。生地に触れる指先が、美しくお手入れされていることが印象的です。

採寸

182cmの長身は、採寸のためのゲージ服を着て頂いただけでもスタイリッシュな立ち姿です。ライブでは一見、細身でいらっしゃる印象を受けましたが、お一人で2時間以上演奏し続けるための体力を蓄えたお体は、筋肉質で厚みがあります。実際の演奏をシミュレートして、左手を上げた状態で採寸したり、座っての演奏の際に脚が組みやすいかどうかなど、押尾様もスタッフも真剣そのもの。シルエットの美しさと、ステージを動き回れる機能性とを高い次元で追求できる点は、ハンドメイドスーツの醍醐味でもあります。

洋服のデザインだけでなく、シャツやタイ、靴とのマッチングなど、様々な観点からご要望をいただきました。次回は「仮縫い」で来店頂きます。銀座テーラーの洋服が、押尾様のステージにおける「勝負服」となれるような洋服作りに、スタッフ一同邁進してまいります!次回をお楽しみに。

記念撮影