メッセージ
次世代にかける橋
1935年(昭和10年)、鰐渕正志の手で銀座テーラーは産声をあげました。
創業以来、独自の裁断と縫製により精密でスタイリッシュな『洋服道』を
創りあげ、現在に至るまでその伝統と創造性を受けついでいます。
銀座テーラーのハンドメードスーツは、「着て動きやすく見て美しい洋服」の
ポリシーのもと、現在も銀座の自社ビル内アトリエで1着1着職人の手で丁寧に
作られています。
流れ作業ではなく、1人の職人が最後まで責任を持ってスーツ1着を「丸縫い」する
他では見られない生産方式をとり、年間600着しか生産されません。
この方式を守るため2006年には「日本テーラー技術学院」という手縫いに特化した
専門的な学校を設立し、次代継承できるシステムも作りました。
創業者の訓「世界に誇る最高の技術」を実現するために、社内一丸となって皆様の
幸福(幸服)を祈りつつ日々邁進して参ります。

株式会社銀座テーラーグループ
代表取締役会長

人生をより豊かにする体験
時代の変化が急速に早まり、人々の洋服のへの価値観が大きく異なってきています。
ビジネスのシーンで必ずしもマストでなくなったスーツの位置づけや、TPOに振り回されない自由なカジュアルダウン。洋服へのニーズが年々簡素化してきているのは、紛れもない事実です。そのような中、当社が皆様にお届けできるのは「人生をより豊かにする体験」。
当社は、長年培ってきた技術を最大限に活かし、お客様に本物の1着をお届けいたします。その工程には、お客様お一人お一人と向き合い、個々のライフスタイルに適した理想的な着こなしをご提案いたします。
また、2016年に未来を担う次世代の方々に向けて誕生したのが「Ginza Tailor CLOTHO」です。GINZA TAILORの技術を受け継ぎ、マシンメイドと組み合わせた本格志向のオーダースーツをリーズナブルに提供します。「Bespoke Your Life」をコンセプトとして、常に新しいスタイルをオーダーメイドで体験し、ファッションへの期待値を向上いたします。
皆様にオーダーメイドだからこそ叶う体験をしていただき、ファッションの楽しさと素晴らしさを未来の世代に伝えて参りたいと存じます。

株式会社銀座テーラーグループ
代表取締役社長
小倉 祥子