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vol.40
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| 今月号を飾るのは、日本とアメリカを股にかけ国際的案件を次々解決されている、弁護士歴すでに15年以上の若手凄腕弁護士、中町昭人様のご登場です。 |
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カリフォルニア州サンフランシスコとシリコンバレーを拠点として、グローバル競争の最前線・アメリカでの日本企業のビジネス展開をサポートされている中町様。「こんにちは!」と、さわやかな笑顔でご挨拶されながら弊社の5階『プレミアムラウンジ』にご登場されました。スラッとした長身に濃紺のダブルスーツがよくお似合いです。誰もが憧れる素晴らしい経歴をお持ちの中町様に、お仕事での強みをお伺いすると、「1996年に渡米して以来13年間、数多くの企業とビジネスモデルに接し、幅広い分野の人たちと仕事をしてきました。その間、常に『どうやったら日本企業がアメリカでの競争に勝てるのか?』という一貫した問題意識で、実際に自分が関わる案件に加えて、日米の新聞やビジネス雑誌を毎日大量に読み漁って分析してきました。その結果、いわゆる「日本人的な発想」を乗り越えて、物事をグローバルな視点と多面的な角度から観察できる能力が身についたと感じています。日本の企業や起業家がアメリカで成功・失敗する多くのパターンが頭に刻み込まれているので、クライアントに対して法律とビジネスの双方の視点を融合した観点からアドバイスすることができます。」
日本人のものの見方に対する問題点も挙げていただきました。 「おそらく最大の問題は、日本の国内にとどまっている限りは、世界という広い土俵に自分を置いてみた場合の自己の「真の姿」を客観的に把握することが非常に難しいことです。世界の大部分の民族は、歴史的に異民族と物理的に国境を接して互いにせめぎ合う「食うか食われるか」の環境の中で何千年も鍛えられて生き残ってきた人々ですが、日本は幸か不幸か世界から孤立し鎖国された島国であったため、他民族の立場で物を考えることや彼らとの交渉が著しく苦手です。この世界的に見ても極めてユニークな日本の「生い立ち」が、外交のみならずビジネスの世界でも大きなハンディキャップとなってのしかかってきます。この長い歴史に根ざした重いハンディキャップを現代・未来の日本人がどのようにして精神的に克服して乗り切っていけるかが、日本が今後世界で一流国の地位にとどまれるか否かを決めて行くと思います。」
そんな中町様におしゃれのポイントを伺うと「自分が自然体で気持ち良くいられる服装を心がけています。出発点は自分の感覚であり、そこには人柄も表れますので。」と正に、自分を確立された中町様ならではのこだわりでした。座右の銘:2005年スタンフォード大学の卒業式で、アップルの創業者、スティーブ・ジョブズさんが行ったスピーチの中から、?「Stay hungry, stay foolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ。)」自分の気持ちに正直に行動している場合、他人から見たら馬鹿げたことに見えることもあるが、周りの目を気にして自分のハートに嘘をついてはいけない。?「Connecting dots」未来に向かって点と点を繋げることはできない。できることは、過去を振り返って繋げるだけ。今はバラバラの点に見えても、それは将来どこかで必ず繋がっていく。そう信じることで、先がよく見えない場合でも今の自分の本心の赴くままに生きることができる。
「10年以上前に日本の大手法律事務所を退所してアメリカに残って仕事を続ける決意をした際、家内以外には誰も賛成・応援してくれる人はいませんでしたが、自分のハートによく聞いて意思を貫くことができました。これからもチャレンジャーの気持ちを忘れずに新しいことに挑戦していきたいですね。」中町様の人間味溢れる一面に出会うことができ、心に残るインタビューでした。お忙しい中、ありがとうございました! |
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弁護士
(日本、米国カリフォルニア州・ニューヨーク州)
中町 昭人 (なかまち あきひと)
PROFILE
ライセンス・共同開発など知的財産に絡む各種契約、戦略的提携、特許訴訟、ジョイントベンチャーなどの法律分野を専門とし、日米間にまたがる国際的案件につき豊富な経験を有する。過去10年間以上に亘りカリフォルニアを中心に米国で築いた幅広い経験と人的ネットワークを生かしつつ、米国での厳しい競争に勝ち抜く決意を持った日本企業や日本人起業家に対し、リーガル・ビジネス双方の観点から、クライアントの米国ビジネスを成功に導くための戦略的なアドバイスを行っている。
「自分はクライアントにとって、通常の弁護士の枠を超えた、クライアントと共に彼らのビジネスを考え議論できる戦略ビジネスパートナー(Strategic Business Partner)でありたい」という強い信念から、クライアントが自分を「先生」と呼ぶことを固く禁じているユニークなポリシーの持ち主でもある。
カークランド&エリス法律事務所(Kirkland & Ellis LLP - www.kirkland.com)、サンフランシスコ・オフィス、パートナー。日本国弁護士、米国カリフォルニア州・ニューヨーク州弁護士。京都大学法学部卒業。ニューヨーク大学(NYU)ロースクール法学修士号(LL.M.)。森綜合法律事務所(東京)、米国各地の複数のローファームを経て、2006年1月より現職。 |
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