|
|
|
|
vol.36
|
| 今月の『オフィス訪問』を飾って下さるのは、ボーダレスな企業理念をもとに常に時代の先端を歩んでこられた株式会社ジー・ビー・アイ代表取締役会長、有限責任中間法人「国際経営者協会」代表理事の岩崎哲夫様にご登場いただきました。 |
|
今回のオフィス訪問は、昨年11月オープン致しました弊社5階の『プレミアウムラウンジ』にお招きしてお話を伺わせて頂きました。
「何かスピリチュアルな物を感じさせてくれる素晴らしい空間ですね」と先ずはお褒めの言葉をいただきました。「私は『ブランド』を『約束』と理解していますが、ここはまさに銀座テーラーが選ばれた人のために、約束を守り通すという鰐渕さんの決意を感じる『場』のように感じました」と、プレミアラウンジについての感想を述べられました。「最近では、ブランド物を大量に買うことが豊な生活と思っている人も多いようですが、相応しい人が相応しい選ばれた物を持つのが豊かさではないかと思います」と、にこやかに優しい口調でお話になり、「銀座テーラーで洋服を作るということは、期待にいつでも応えて頂けるという安心と信頼という『ブランド』を買うことだと思います」と、世界の一流の方々と永年お仕事をされてきた岩_様ならではのご感想を賜りました。
それでは岩崎様に、若い方には是非読んで頂きたいと御進呈下さったご著書『どんな仕事も2割増しでやりなさい』を引用しながら、自分流の貫いてきたご経歴についてお話を伺いました。
私は、「生涯現役の人生二毛作」主義者です。50歳半ばで終了した一毛作目では、会社を5回ほど変わりましたが、職業は不変で「ハイテク」一筋でした。この間、設計、営業、マーケティング、経営全般と色々なことを経験し、創業、新事業立ち上げ合弁事業も体験しました。最後の25年間は、米国に本社を置く、売り上げ1兆2000億円ほどのグローバル企業の経営者の一人(上席副社長)として、日本と外国半々の生活をしていました。一方、私生活の点では結婚し家庭を持ち子供を育て、自立させることが出来ました。まさに主食のお米を収穫するためにまっしぐらに歩んだ一毛作目でした。語りつくせないほどの恩を受け、知識を得、体験を積むことが出来ました。
この体験は、二毛作目の行き方に大きく影響しています。二毛作目は今までの経験を活かして、米の代わりに、南瓜、きゅうり、トマト、牛蒡といくつかにチャレンジしようと思っています。どの場合も、『恩返し』が共通のキーワードです。韓国最大の企業「サムスン」の社外重役に就任し、経営統治の観点で、グローバル企業への同社の変身に寄与する。国際経営者協会の会長として、世界で活躍できる若手経営者の育成に貢献する。それ以外に数社の起業家への経営支援、シティグループ企業CVC社とMBOによる企業社会の活性化推進、などなどです。よりよい社会を子供達に引き継ぐために、楽しく元気に毎日を過ごしたいと思います。
常に世界的な視野でビジネスを展開され、人並み以上の勉強を重ねられてきたことを当たり前のようにお話し下さった岩崎様ですが、おしゃれに関してお伺いすると「家内がおしゃれをするのは大歓迎なのだが自分の洋服のことになるとね。(笑)」と言われ、おそらくお仕事ではお見せにならないであろうやや照れながらの表情からは、愛妻家の一面を拝見させて頂きました。
お忙しい中、ラウンジにお越し頂いたうえに大変貴重な数々ご経験のお話をしていただき、誠に有難うございました。 |
|
 |
[座右の銘]
『平常心』です。平常心を保つには、忍耐が必要です。人は、忍耐が出来ないために些細なことに怒ったり悲観したりして判断を間違いがちです。これまでの経験で、「平常心」は成功の絶対条件ですが「才能』や「知識」は必要条件でしかないことを多く体験してきました。 |
|
|
[プロフィール]
46年生まれ。
理化学機器メーカー 中央理研を経て、
70年 兼松セミコンダクター入社
79年 32歳でアプライド マテリアル ジャパンを設立
82年 アプライド マテリアル本社 副社長就任
93年 小松製作所との合弁会社「AKT」を設立 社長就任
98年 本社上席副社長に就任
00年 サムスン電子社外取締役 就任
04年 シティグループCVCアジアパシフィックジャパン シニアアドバイザー就任
|
|
|
|