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vol.35
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| 2008年新年を飾っていただきますのは、シダックス株式会社 代表取締役会長・社団法人日本ニュービジネス協議会連合会 会長 志太勤様です。 |
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ホテルニューオータニのガーデンコート上階にある一室へインタビューに伺うと、「おはようございます」と笑顔で迎えて下さいました。部屋の中でまず目に入ったのは皇居を展望できる大きな窓。まるでニューヨークのマンハッタンのようです。「ここから見える夕日と富士山はとても綺麗なんだ」と会長のお言葉。そう言えばシダックスのコーポレートカラーは真っ赤な夕日の赤でした。会長は夕日には特別な思い入れがおありなんだと感じました。
まずは今まで304店舗中2店しか閉店していないフードサービスとカラオケルームを一体化した「シダックス・コミュニティー」について伺いました。「実は当時ファミリーレストランを経営していたんですが、うち10店舗程が行き詰ってしまいまして。その一方で、ビルのリースは10年間残っており、いろいろ考えた末カラオケ事業に着目したんです。1990年代当初はあまりカラオケ業界のイメージが良くなかったのですが、フードサービスとカラオケを融合させる事で、「健全・安全」をモットーに、ファミリーでも楽しめる全く新しい空間を創りました。現在では父兄だけでなく先生からも繁華街に行くよりもカラオケルームで遊んでくれた方が安心だと言っていただけるようになり、事業としてだけでなく青少年の育成にも貢献できていると思います。」
さらに現楽天ゴールデンイーグルスの野村氏を監督として迎えた社会人野球として、全国で準優勝したシダックス球団についてお伺いいたしました。「私自身小さい頃から野球をしておりましたが、高校生の時に怪我が原因で断念せざるを得なかったんです。私の夢を託すと言うと大げさですが、現在は少年野球の普及に力を入れる為、KB野球連盟の会長として、野球を通じて青少年の健全な育成を目指し、いじめといった問題を解決したいんです。少年たちが野球でがんばっている姿を見る事が、今の私のエネルギー源ですね。」お言葉から野球が好きで好きでしょうがない会長の思いがひしひしと伝わってきました。
そんな会長ですが、ベンチャー企業育成を目的とした社団法人「日本ニュービジネス協議会連合会」会長として2000年よりご活動されております。「これからの日本の発展の為にはベンチャー企業の育成が不可欠だと考えておりますが、現在の仕組みでは資金調達が原因で成功できない事が本当に多いんです。しかしその一方で日本には1500兆円もの個人資産が眠っている。この資産をなんとかベンチャー企業に投資するような仕組みを創る事が私共の使命だと考えています。具体的には個人がベンチャー企業に投資した場合の税制優遇制度「エンジェル税制」のさらなる推進を国と共に行っています。」
ご自身の会社だけでなく、ベンチャー企業、そして日本の将来も考えて精力的に活動してらっしゃる会長ですが、最後に趣味について伺いました。「趣味はワインですね。2000年に静岡県からの要請で、地域活性の為に伊豆にワイナリーを造りました。今年からは世界最優秀ソムリエ田崎真也さんにもご指導いただいております。試行錯誤を繰り返して、ついに今年私共のワイン「志太シュールリー」が国産ワインコンクールで金賞を頂いたんです。今まで銀賞止まりだったので、金賞をとった事は本当に嬉しかったですね。」
ちょっと自慢になってしまうのですが、今回は、旭日重光章ご受章の折に弊社がモーニングをお仕立ていたしました御縁もあり、お忙しい中インタビューをさせていただきました。
志太会長様、お忙しい中貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。 |
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[座右の銘]
「大志」と「的面の今」です。的面とは弓を射る的の事で、弓を射る瞬間のように雑念がない、集中した心境で何事にも臨むようにしております。 |
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志太 勤 (しだ つとむ)
1959年(昭和34年)1月
現シダックス株式会社を創業
現在総売上1700億円のシダックス
株式会社、シダックス・コミュニ
ティー株式会社、エス・ロジックス
株式会社、シダックスアイ株式会
社など、シダックスグループ各社
の代表取締役会長を務める
1993年(平成5年)
藍綬褒章受章
2006年(平成18年)
旭日重光章受章
2000年〜
・社団法人日本ニュービジネス
協議会連合会 会長
・e連携フォーラム代表
・KB野球連盟 会長
・内閣府「再チャレンジ支援功労者
表彰選考委員会」委員
著書「燃えよ!」
「60歳起業論」 |
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