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2016.12.09

職人ブログ Vol.13

「じのめ」

洋服を作ることにおいて最も技術者が気にするもの、それが地の目(じのめ)です。

テーラーで使用する織地は、縦糸と横糸で構成されます。この縦糸と横糸がまっすぐになっていることを「地の目が通る」といいます。

洋服を立体的に体のカーブに合わせるためにアイロンワークで意図的に地の目を変えることを「くせ取り」といいます。

「くせ取り」はジャケットの場合、主に肩周りや肩甲骨付近など特定の箇所に施しますが、基本的に良い服というのは、生地の縦糸横糸がきっちり通っています。洋服に変なぶくつき(膨らみ)があったり、引き攣っている部分がある場合は、地の目が曲がっている可能性が高いと言えます。

ですので技術者は良い服を作るべく、日々「地の目」と向き合いながら仕事をしています。

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