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2016.11.14

職人ブログ Vol.9

本日はアトリエ縫製士に無くてはならない物、洋裁糊(のり)のお話をしたいと思います。

スーツ作りに糊?と思うかもしれませんが、とても便利な道具でポケットの袋地や裏地を縫う前の下処理として重宝しています。しつけ代わりになり作業効率が良く、薄い生地を縫う時のズレ防止にもなりとても便利です。付けすぎも硬くなるとされていますが、なるべく接着芯などを使わず柔らかく仕立てることが良いとされているテーラーの仕立てには最適です。

使い方としましては粉を水に溶かし一晩置きます。そして使用分量を糊板に取り、適量を糊ベラで生地に塗布してアイロンで接着します。

糊ベラはベテラン職人に頂いたもので、竹を割いて作ったそうです。糊板はかまぼこに付いていた板を使っています。

竹はしなりが良く、板は使う量に適した大きさで限られたスペースで仕事をする私たちにとって最良の道具です。

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