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世界有数のショッピング&グルメタウンとしてオシヤレなビルが林立し、夜のネオンも華やかな東京・銀座。その中心部に、懐かしい昭和時代へタイムスリップしたような、レトロな二階建ての木造建築がある。割烹「むとう」だ。
創業は昭和28年。半世紀を越えたが、外観はほとんど当時のままだといい、団塊の世代なら郷愁に誘われて、つい暖簾をくぐりたくなる佇まい。その「むとう」の一番人気が鯛茶漬けである。昼食時は限定30食。絶妙な味わいとお手頃な値段で売り切れ必至のメニューだ。
この道20数年、料理長の中村英司さんは、人気のヒミツをこう語る。「鯛は長崎の天然物で3キロもある大型を使い、これをゴマと醤油であえて茶漬けにするのですが、実は醤油といっても、いろいろなエキスを混ぜた秘伝のもの。その風味と新鮮な鯛とがマッチしたところが喜ばれているのだと思います」
食べ方は、半分ほどを刺身で、残りをご飯に乗せて、熱い玄米茶の茶漬けでいただくのが「むとう」流で、美味しさを2倍楽しめるというわけ。20年以上も前から供されている定番なのも領ける。
もちろん夜は、美味な日本酒を傾けながら、旬の山海の季を堪能できる。「秋でしたら松茸の土瓶蒸しですね。うちでは岩手県産を多く使っています。冬ならばフグ。天然物のオスのみを仕入れ、白子を召し上がってもらっています」
食通にはこたえられない魅力だが、素材にこだわりながら、納得の料金で楽しめるのも「むとう」流。「大いに飲んで食べて、最後に鯛茶漬けで〆ていただく。料理人としては一番うれしいですね」とは、腕を振るう中村料理長の弁である。
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割烹むとう
東京都中央区銀座6-4-16
TEL03−3571−7066
昼食:11時30分〜14時
(ラストオーダー13時30分)
鯛茶漬け1400円ほか
夜:17時〜22時
(ラストオーダー21時)
おまかせ料理6000円〜
(2階座敷は1万2000円〜)
営集:昼は月〜土
夜は月〜金
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